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[T93] 「ストリートビューというサービス開始の日ー爆発的に増殖する深刻な問題を見つめて」(7):北口学

  2008年8月20日夜 9時13分57秒、巨大掲示板の書き込みに目を疑った。  恐るべき戦慄が背筋を走った。  「これはとんでもないこと...

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[C21]

ロケーションビューは、現在でも、ログインしなくても誰でも閲覧できる状態です。

[C34] このリンク集はとても

このリンク集や論点はとてもいいところを突いていると思います。今後の連載に期待です。
  • 2008-09-04
  • 月のしずく
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「ストリートビューというサービス開始の日ー爆発的に増殖する深刻な問題を見つめて」(7):北口学

 2008年8月20日夜 9時13分57秒、巨大掲示板の書き込みに目を疑った。
 恐るべき戦慄が背筋を走った。
 「これはとんでもないことだ!」
 執筆予定の原稿は次回に回し緊急に明け方までかかってこの原稿をしあげています。全世界を巻き込む恐れのある緊急重大事態発生だとおもえます!
 日本固有のゆがんだ不健康な匿名で差別や誹謗中傷、個人攻撃であふれ返る巨大掲示板の書き込みを見た瞬間だ。
 そこにはGoogleストリートビューの画像をプライバシー等の理由で削除要請し真っ黒となった街角の画面に対して、
 「この削除されている所にはいったいどんな画像があったのだろうか?」
 という書き込みがあった。そしてややあってレスが書き込まれた。削除された写真添付とともに。
 「消されているのはここですね。革でも干しているんでしょう。」
 という書き込みとともに「アップローダー」という場所を指し示すURLが添えられた投稿であった。そのURLをクリックすると削除されたのだとされる家屋の写真を見て自分のPCに保存することもできる。
 この巨大掲示板の数行の書き込みと行動が意味することの衝撃!!!!!。
 プライバシーには万全、削除依頼には対応するから問題ないと強弁してきたGoogle社の論理のすべてが崩壊だ。
 アップローダーと言われるその場所にて公開されている写真は明らかにGoogleストリートビューが撮影し公開している画質である。
 この事態にGoogle社はいったいどういう対応をするつもりなのだろうか?
 8月5日のストリートビュー日本サービス公開から延々と市街地や都心部の街並み。景観。住宅地の画像、デジタル情報を大量に広範囲に、いまこの瞬間にも全世界に無責任にも開示し続けているGoogleは即刻、日本でのサービスを中止したほうが賢明ではないのか?Googleストリートビュー日本サービスのおかげで救済できない人々が続々でてくるのだから。

これがその問題のスレッドだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
156 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [↓] :2008/08/20(水) 20:02:41
ID:●●●●●
http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF8&layer=c&cbll=35.650843,140.062641&panoid=qZVNEEa9tM8KlLAH_(中略)625002566,,0,4.652233183333264&ll=35.658656,140.068302&spn=0.015552,0.045533&z=15

この家の北側からの画像が消されてる。気になる物件ではあったんだが…
157 名前:137 [↓] :2008/08/20(水) 20:40:52 ID:●▼●▼●
>>156
キムタコの出身地ですね!実家だったらわろす。

158 名前:みんなも再確認してみよう [] :2008/08/20(水) 21:13:57
ID:●★▼●
>>156
消されてるのはここですね。革でも干してるんでしょうか。
http://uproda.2ch-library.com/(中略).jpg
・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 デジタル情報というのは用意にコピー・保存ができる。一度、ネットへ放出したデジタルデータは容易にコピー保存される。この連載(5)で強く述べた事柄である。Google社に削除要請してもなかなか削除してもらえずやきもきとしているという声があちこちのブログやホームページに散見される。また、削除してもらったとほっと安心していても翌日、また削除依頼した画像が元通りに復活しているという声も多い。
 削除されたと安心も出来ないのだ。Google社会が垂れ流しているデジタル画像は第三者にコピー・保存され、画像専用のだれもがアップロード・閲覧のできるネット上に晒され、「これが削除された家だ」という事が起こってしまった。
デジタルデータを垂れ流してプライバシーを侵害する画像を公開して、削除要請がきて削除してももう手遅れ、回収不能となった画像は半永久的にGoogle社の管理の届かないところで堂々と公開されてしまっているのだ。
 無許可で勝手に撮影して回って、承諾も得ないで全世界に公開してしまっているGoogle社。
プライバシー問題へのGoogle日本の説明で
「グーグルで地図製品担当のプロダクトマネージャーを務める河合敬一氏は、(・・・・・)画像の公開にあたっては「法律的に検討した結果、公道から撮影したものであれば、基本的には公開して構わないと考えている」と説明。また、不適切な画像については、ストリートビューのヘルプ画面に「不適切な画像を報告する」というリンクが用意されているため、ここからユーザーからの連絡を受けて対処を行うことで対応していきたいと述べた。」http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/05/20489.html

 もはや完全にGoogle社のプライバシー保全に対する対応策は何の意味も、市民の人権やプライバシーを守る機能も持ちえなかったことがサービス開始2週間で露呈、Googleの対応の無力さがはっきりと露呈してしまったといえよう。連載(5)で述べた懸念が最悪の姿で起きてしまったのだ。安価で高性能のPCを購入できる日本、他国にあまり類例を見ない匿名書き込み文化がまん延している日本社会で、簡単にPCに画像をコピーできる状態で街並み景観画像公開サービスを開始してしまったのだから真贋を問わず多様な街並み写真が「削除された黒塗り場所はここ!」と面白半分に公開され続けてゆくだろう。

 この日本の事例は国際的な関心を呼ぶだろう。日本発の大ニュースとして欧州や米国などに伝わってゆくのは時間の問題である。世界中でGoogleストリートビューのサービス提供に不安と懸念、人権侵害という視点からストップを賭けている国が大半なのだ。欧州の中でもインターネットが普及している国々は多いのだが、このサービスだけは多くのプライバシー問題に関わる団体や市民、人権NGOが重大で深刻な問題と1年以上も活発な議論を展開していまだ完全なサービス開始がなされているのは欧州では一カ国もない。米国でも毎日のようにマスメディアがプライバシー問題を報じている。
 EU司法を舞台に、そしてまた英国の言論界とメディアで多くの市民の関心を引き活発な批判がこのサービスに向けられているようだ。
 人権団体がロビー活動を続ける欧州や米国に日本のこの出来事が伝わったなら大反響を巻き起こすに違いない。強引に「問題画像は削除するのでプライバシー問題ないだろう」と強弁するGoogleの説明は破綻した。日本でのこの事態にどのような責任を果たせるというのか?
 また、日本固有の部落問題に関しての削除依頼と、悪意を持った別サイトへのアップロードとおい問題はより深刻な問題と当事者の苦しみ、人権侵害となっている。
 日本のこの出来事は英国、フランス、ドイツ、イタリア、などのEU諸国に大きな衝撃を与えるだろう。
 そして日本固有の部落差別の問題への配慮のなさ、日本固有の匿名差別書き込みが氾濫する巨大掲示板の存在を知りつつも日本でサービスと開始したGoogle日本は、日本の差別問題が論議されている国連人権委員会、差別禁止委員会、国際人権規約社会権規約と自由権規約委員会に持ち込まれる可能性も高い。
 深刻な差別と人権問題を生起させ、深刻な問題、対応策としてGoogle社が全世界で説明してきた「削除・プライバシーへの配慮」という公式説明がまったくの無力であり、垂れ流しとプライバシー侵害が進行している現状が、一気にEUや米国内、日本国内という枠を越えて、国連人権委員会などへ個人通報制度やNGOレポートなどによって白日の下にさらされることとなるのではないか?経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(A規約)、「職業と世系に基づく差別に関する非公式協議(2006年3月ジュネーブ)を踏まえた今後の方向について」、横田洋三(中央大学教授、国連人権小委員会「職業と世系に基づく差別」の撤廃に関する特別報告者)などでは、日本の被差別民衆が今回直面しているGoogleストリートビュー利用による差別扇動などはそれら国連の場にさまざまな形で報告なされねばならないように思う。
 当然、このままではGoogle社日本の現行サービスは国連の場に問題提起されるだろう。どれほどのイメージダウンをGoogle社が全世界でこうむるか、経営者たちは熟慮したほうがいいだろう。
 人権擁護やプライバシー保護のための被害者の国連への個人通報制度なども諸外国が活用しはじめる契機となりうるのが、日本で20日に起こった「Googleのプライバシー対応は無力・無意味」というたった2行の書き込みと写真掲載が生み出すものなのだ。
 日本のこの「削除画像を巨大掲示板で暴露する」というケーズは 瞬く間に欧米のGoogleストリートビューを問題視する人々に「衝撃的ニュース」と届くだろう。
 日本の文化・いまなお続発する匿名での在日外国人・障害者・被差別部落民への残虐な巨大掲示板の書き込みとともに、Google日本が、なんの人権への配慮もなく、「申し入れられた問題画像は申請によって削除すればOK」というプライバシー対策をしていて、それがあっというまに崩壊したことを、
 全世界にむけて日本から情報発信しなければならないと思う。
 英国で、ドイツで、スイスで、豪州で、同様の人権問題に留意しGoogleストリートビュー・サービスの無制限の開始・展開を防ぐため努力を続けている全世界の人々とのネットワークと情報提供こそ重要なタイミングだといま強く思える。
 いま多くの街角のデジタル画像情報を公開しているGoogle社ストリートビューは、現在、被害者とも言うべき人々がわざわざ削除要請の労とらねばならないことや、不愉快さ、心労を多くの人々が被り、将来的にも心的苦痛や不安を背負い込まされた現状に対して、日本で活動する企業としての人権問題に対する企業責任や社会的任務をどのように展開してゆくのか?大きな仕事をしなければならないのは当然ではないか?。世界が注目し、企業イメージに直結ですから。
 Google社日本は早急に誠実な対応と実効あるプロジェクトをスタートさせないと全世界からとんでもないイメージの企業と見られるのではないか?
 私は身体や家屋、車などをストリートビューで公開された当事者ではないので、この原稿で優しくGoogle社に説いているつもりだが、当事者・公開され不愉快な気持ちになっている人々、被差別部落のネットをみつめる青少年たち、「自分の子どもにだけは辛い理不尽な差別の無い社会を作って幸せにしてやりたい。」と願っている親たちの心を少しでも空想できるならば早急な対応に動くのが正義と良心の企業ではないでしょうか?
(つづく)

追記、連載中の事実誤認を訂正です、ぺこり
連載(2)文中での記述 訂正です。思い違いであったり新情報入手で訂正させて頂きます。
・「ロケーションビュー」というサービスで、当初だれもが自由に閲覧できていたのですが、半年ほどまえからメールアドレス登録して無料で閲覧というシステムとなりました。
 (だいぶ昔の記憶をもう一度たどると、ずっと同じでHPの改造はされてないように思い出しました。)
・フランスでは「フランス憲法に抵触するとまったをかけております」
 訂正→フランスでは「フランス憲法に抵触すると、繁華街ヤツール・ド・フランスのコース、承諾をえた商店街など極めて限定的なエリアの公開にしているようだ」

(おまけ)
・カナダではサービスを停止した。その根拠となる国内法では下記。
http://www.privcom.gc.ca/legislation/02_06_01_e.asp
Privacy Legislation
The Personal Information Protection and Electronic Documents A
http://news.ebrandz.com/content/view/1396/487/
過去連載ブログ記事は下記でございます
・ 部落問題とストリートビュー関連のブログ(連載中)過去の文章もご笑覧くださいませ。
「ストリートビューというサービス開始の日ー爆発的に増殖する深刻な問題を見つめて」

(1)http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-71.html
(2)http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-75.html
(3)http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-83.html
(4)http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-84.html
(5)http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-85.html
(6)http://jnetmore.blog50.fc2.com/blog-entry-98.html
    (関連情報HPリンク集
                              (つづく)






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  2008年8月20日夜 9時13分57秒、巨大掲示板の書き込みに目を疑った。  恐るべき戦慄が背筋を走った。  「これはとんでもないこと...

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