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9月7日の『しんぶん赤旗』に思わず吹き出してしまう四コマ漫画が載っていた。 続きを読む>>...
9月7日の『しんぶん赤旗』に思わず吹き出してしまう四コマ漫画が載っていた。 第1コマ:「でてきたぞ!」と総裁選候補にむらがる報道陣。
第2コマ:「出馬にあたってひとこと」とカメラの放列
第3コマ:候補が「エー日本をよみがえらせたいと…」と話し始めると、別の場所から
誰かの大きな声。「サルがあらわれたぞ!」
第4コマ:ドドッと全ての報道陣がそちらに向かい、候補はひっくり返る。
文字でどれだけこの漫画のおもしろさが伝わっているかわからないが、つまりはこうい
うこと。自民党総裁選ということで一応は取材しているものの、そのニュース性は、近頃
住宅地に出没し、問題となっているサルにも劣ると皮肉っているのだ。しかし実際、私も
そのくらいに見ている。最初から麻生に決まっていたデキレースなんて、「あっ、そう」く
らいが大方の反応ではないだろうか。
私は麻生太郎の政策についてはあまり詳しくないので、その評価は他の適任者に譲るこ
とにし、少し変わった視点から昨今の政治状況を見てみたい。そもそも今度の福田首相の
辞任が、実は密約によるものであることをどれだけの人が指摘しただろうか。さかのぼっ
て安倍首相辞任の際のことを思い出してもらいたい。最初、額賀など大物クラスが総裁選
の立候補に意欲を示していたのに、まるで潮がひくように福田一本化となってしまったこ
とを。こういう場合には、たいてい密約がある。福田が「一度オレにやらせてくれ。その
代わりオレはつなぎに徹する。オレの時には絶対解散はしない。総選挙の準備が整ったら、
オレが辞め、ハデな総裁選をやって自民党の支持率を上げてから、新総裁のもとで解散・
総選挙をやろう」と説得したのだ。(と思う)
事態はその通りになり、そしてなるだろう。自民党は成功した小泉流の劇場型政治にあまりに自縄自縛となってしまっている。小泉元首相の場合は、しかしながら、「自分が総裁となったことは政権交代したことと同じ」という主張にまだ説得力があった。ご祝儀支持率だけが頼りの麻生新政権で、はたして、具体的な政策をチラつかせる小沢民主党に勝てるのだろうか。
とにもかくにも、近々予想される総選挙は、政治経済をとりまく荒波にもまれる日本丸にとって、正念場となることだけはまちがいない。国民は自民党が仕掛けるイメージ選挙に対し、どれだけのメディア・リテラシーを示せるのか。はたまた、小沢民主党は住宅地に出没するサル以上のニュース性をつくり出せるのか。注視していきたい。
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