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日本の29日の新聞によると、「韓国:米国産牛肉輸入反対デモが過激化…メディア襲撃も」(毎日新聞)「暴徒、新聞社を襲撃」(朝日新聞)とあった。韓国報道の悪しき実例がまた刻まれた。米産牛輸入問題での反対運動に関わる報道である。(写真:6月21日夜開かれたろうそく集会(ソウル市庁前で、韓国国内で10万人が参加 撮影 川瀬俊治)
李明博大統領は「30ケ月未満の牛輸入」という制限でBSE対策を乗り切ろうとした。しかし危険部位とされる内臓などはそのままであり、カナダで23日にBSE感染の輸入牛が発見されたこともあり、不安感は解消されていない。
政府がこの新たな米との合意を法的に進める一歩として官報掲載に踏み切った26日、大規模な集会がソウル市内でもたれ世宗交差点はデモの人たちであふれた。刻一刻、韓国のオーマイニュースは翌朝まで報道した。
27日午前0時15分のニュースでは「27日明け方0時7分頃から光化門(クァンファムン),世宗路(セジョンノ)交差点で警察の強制解散作戦が始まった。 警察は西大門(ソデムン)と光化門(クァンファムン)など両側で大型散水車2代を動員して,デモ隊に向かって,水を吹き出した」。
こうした警察との衝突が、毎日、朝日の「デモ過激化」の誘因となったのだが、この衝突だけを強調し、新聞社の建物の一部が破壊された側面をクローズアップする主張は「デモ=暴力的」として日本の読者に伝わることは間違いない。
道路の不法占拠という問題はあるが、直接民主主義の形態が息づく韓国ではソウル市庁前など抗議の人で埋まることはよくある。韓国市民は何を訴えているかという問題の本質に迫る報道は軽視され、暴力行為だけを焦点化する日本の韓国報道に辟易する。26−27日に集会があったことなど伝えることなく、暴力行為だけが日本のメディアで踊る。
朝日新聞記事にある「東亜日報」がなぜグループが押し寄せられて廃刊を求めるのか。さっぱりわからない。運動側が主張する大事なことが抜け落ち暴力行為だけ伝えるだけでいいのだろうか。この姿勢はきっと日本でこういった局面が起きたとき、必ずやかま首をもたげる。韓国報道だけではない。恐ろしい。
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