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6月10日に100万人を集めた韓国のロウソク集会の一端にふれる機会があった。以下、その模様と新聞、雑誌などで補いながら現在の状況も紹介する。...
6月10日に100万人を集めた韓国の
ロウソク集会の一端にふれる機会があった。以下、その模様と新聞、雑誌などで補いながら現在の状況も紹介する。

滋賀県の部落解放運動を担うメンバーらが企画した韓国人権スタディーツアーで案内役の一端を終えた6月21日、私は知人とソウル市郊外で早めの夕食をしていた。場所は京畿道高陽市。知人というより大學での教え子が韓国に住んでいるので、その母親と久しぶりに会いチゲ鍋をごちそうになっていた。
「アメリカの牛輸入問題で大統領が謝っているし、市民も集会はもういいのでは」彼女はこう言った。正直驚いたのは「市民」という言葉が彼女から出たことだ。日本では「市民」という言葉が普段の会話で出てくることはまずない。「市民」とは大阪市、奈良市などの行政体が公報などで使うくらいで、日常言語に定着してはいない。韓国ではその「市民」が生活用語として何の違和感もなく口にでる。この違いはある意味ではショックだった。ついに市民革命を実現させることなく、天皇を元首とする國が日本なのかーという再認識であった。
余談になるが先だって参議院議場を見学する機会があった。「皇族室」が特別にあり、議場は戦前の形式のまま。最高位中央に天皇席があり、政府側がその下の高段にある、議員席はそれらを見上げる位置にある。何の疑問もなく国会中継を見ていた私は、改めて「日本は天皇制の國だ」と思ったものだ。
彼女との会話は韓国の景気に及び、「芳しくない」と暗い表情をかいま見せた。ガソリン代は日本円で200円を超えている。長距離運送のトラック業者のデモが韓国であったばかりだ。韓国は李明博政権になって期待されていた経済が暗雲に覆われたままだ。
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