橋下大阪府知事の財政再建のおおなたで夜間中学生への就学援助金カットが断行されることになったが、これに抗議する生徒たちの集会が27日午後天王寺夜間中学講堂で開かれ、夏休み開けごろに開く集会で橋下知事を招き、就学援助金カットストップを訴える。なお橋下知事が招待をうけるかどうかはわからない。
この日は大阪府内の夜中生58人が参加、教師をいれれば約100人の集会になった。
主に生徒からの発言が相次いで、削減に強い抗議を示した。
削減反対の署名活動で街頭に出たことが大きいと運動の成果を生徒の1人が語り、事務局では「〈まず削減あるき>の姿勢から歩み寄りができなかった。このままではいかんと府議会議員のところに足を運んだ。09年度の予算は来年2月に決定する。このまま黙っていたら就学援助金は廃止される。9月が勝負で、運動を続けないといけない。知事は議会が終われば行くという答弁があった」とした。削減反対署名は全国から寄せられ、総計で35000近くになる。
「出席率の問題が出されるが、年をいって学んでいるからからだの悪い人もいる。高校への進学率など言うが、これらは夜間中学生の側に向いての発言ではない」
「予算削減は根本から間違っている。義務教育としての当然の権利だ」
「23日の予算削減のニュースを聞いて体中の力がぬけた。しかし、そう言ってばかりはおれない。強い意志をもたないとだめだ。知事に直接会って聞いてほしい」
「補助金は爪のあかほどで、それを削るのか」
「知事は生徒のことがわかっていない。出席率の問題もそうだ。家庭をもっていて学校に通う。高齢でもある。しかし、夜中は義務教育だ。だから必要な経費だ」
「市民税を年金から引いている。うまくいかんなら文部省にいかんとあかん。戦争で焼け出されて学校は3年しか行っていない。税金ばかりとられ、とることばかりだ」
「今回の結果について府教育委が説明すべきだ。この場で。知事が泣いたことがテレビで映ったが、こっちが泣きたい」
「直接知事に会い生の声を届けたい。運動をもっとしていかないとだめだ」
今年度のカットは10パーセントで、来年度からは補助廃止の方針だ。これに対して来年度予算を審議を始める9月議会にむけて集会を開くことが確認された。
集会の期日は未定。8月末か9月初めになる可能性が強い。事務局では「招待状を知事、議員に出す。これに応じてくれるかはわからない。そこで示される熱意は知事に伝わるはずだ。今日は58人参加だが、300人、400人集まれば違う」と、8月末か9月初めの集会に全力を投入して、来年度全廃を阻止する運動を続ける。(
川瀬俊治)
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